2010年07月31日

この姿はもう

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去年の8月はどうやら結構時間があったらしく、
なら燈花会の写真もザックザック出てきましたし、
それ以外にも奈良市内を撮っていたようです。


あ、あれですよ。
別に過去の写真に手を付けなきゃならんほど
今ネタに困ってるとかそういうのではないです。
あまり(笑)


去年の燈花会で「奇跡の朧月夜」の一枚が撮れたのと
ほぼ同じ構図で昼間に写真を撮っていたようです。


久しぶりに見直してみて。
興福寺の五重塔と高円山の大文字の跡がはっきり見えるこの構図。
非常に安定してるなぁ。


現在本金堂の再建工事が始まっており、
このアングルで五重塔を綺麗に写すのは
不可能になってしまいました。
左半分に本金堂の屋根が写り込んでしまいます。
つまりこの写真はきっとこれからは
撮れない風景なのかも知れません。


変わり行くのが世の常ならば、
興福寺とて変わっていきます。
でも一年前この景色を見て感動していたでしょうし、
今年になってもその思いは変わりませんね。


なら燈花会まであと6日。
posted by まほろばの旅人 at 21:26| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月30日

平城(なら)にある明日香(あすか)

【ならまち元興寺・極楽坊の夏風景】
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正解は無い、って自分でも思うのですが、
「元興寺」と「夏」を組み合わせるならば、
今のところしっくり来る構図がこんな感じかな、と。


このブログでこれまで散々、
「元興寺の桔梗は奈良の風物詩の一つ」
って書き散らしているので、
妥当な撮り方の一つだなと思います。


国の都が明日香から平城に移って、
明日香にあった飛鳥寺(法興寺)を
奈良に移設したのが元興寺。
今残る「元興寺極楽坊」は、その中心地だと言われています。
中央の屋根に色違いに見えている瓦は
1400年前飛鳥寺(法興寺)に拭かれていた瓦を
持ってきたものだと言われています。


「ふるさとの 飛鳥はあれど あおによし
 平城(なら)に明日香を 見楽(みらく)しよしも」


都が明日香から平城に移り、
多くの人が明日香から平城に移った事でしょう。
そして、新しい元興寺の姿を見て、
自分達のふるさとである明日香を思った事でしょう。


今は明日香も平城も「奈良県」とひとくくりですが、
当時の都人からすれば、
明日香と平城は別物だったのかも知れません。


この先、奈良にどんな未来があるか
僕には皆目分かりません。
僕に出来る事は、今の奈良を撮る。
ただそれだけです。


但し、一部心無いマナー意識の欠如している
カメラ好きの影響を受けて、
色んな場所で撮影の制限を受けているのも事実。


ボディが好きでも、フィルムが好きでも、
レンズが好きでも大いに結構なのですが、
奈良の風景はあなただけのものではない、
という事だけは認識した上で
写真を楽しんで欲しいなぁと思います。


ツイッターで散々言っていますが、
今カメラ好きの人の首を絞めているのが、
実は同じカメラ好きだという事実。
誰もそれを言わないなら、率先して僕が言う。
プロが言うのを待つのでは無く、
僕が警鐘を鳴らすしかありません。


10年後、奈良では写真禁止になってるかも知れないと思うと
それこそゾッとします。
posted by まほろばの旅人 at 23:23| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月27日

乾坤一擲

【風を感じて】
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別館でもお馴染みになった「ならまち格子の家」。
ここの夏の風物詩が「風鈴」。
この写真では確認しにくいですが、
「奈良風鈴」と書いてある短冊があります。


夏の昼間でも涼しく感じられる格子の家ですが、
「チリリリ〜ン」と風鈴の音を待ち続けて
カメラを構えること約10分。


鳴ったのは一瞬でしたが、
その鈴の音は、今でも私の耳に心地良く残っています。
posted by まほろばの旅人 at 21:46| Comment(2) | 奈良の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

映ってるなぁ

【元興寺極楽坊・小子坊(しょうしぼう)】
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元々は庫裏だった建物が、一時的に台所になったりした場所。
それがこの小子坊。
そんな予備知識を全く持たず、
「薄暗い建物の奥に光が差し込んでるのが綺麗!」
って感じたままシャッターを切ったのが
この写真の正体。


自分で現像しながら「僕らしい写真やな」と、
凄く肌で感じた写真でもあります。
そう、この写真一枚に「自分の写真の定義」が
無意識のうちに無数に組み込まれているんですね。


奈良にある「光」も「闇」も同時に撮りたい。
一言で言えば、まぁざっとこんな感じ。
形を変えて夕景とか杜写真とかにもなるんですが。


そういう意味で、「自分の撮りたい写真」を
ちゃんと写せてる事に驚き。
posted by まほろばの旅人 at 23:18| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月24日

The time has come

【元興寺極楽坊・浮図田】
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タイトル見て「ジョン・シナ」やな、と思った人はWWEが好きな人。


先日ならまち元興寺の塔跡で桔梗の写真を撮りましたが、
その時に感じた通り、桔梗の似合う風景は
僕の中ではならまち元興寺極楽坊の浮図田。
これぞ、「奈良の夏の一つ」だと感じます。


なら燈花会も来月から始まります。
それもまた奈良の夏の一つ。
奈良は僕を再生する場所、って書いてしまうと
本館チックなので、ここでは割愛します。


何が言いたいかと言うと、
「今年も極楽坊で桔梗の写真が撮れるって、この上ない幸せ」
って事です。
posted by まほろばの旅人 at 22:50| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月21日

夕焼けはお好きですか

【塔のある夕景】
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奈良の至宝の一つ。
興福寺五重塔。
それを東大寺の高台から眺められるのも又
掛替えの無い宝であるなぁ、と思います。


しかも場所がマニアックすぎて、
どれだけ夕焼けが綺麗でも
その場所を独占出来るというのも又良し。


五重塔と夕焼けは色んな場所から
色んな角度で撮っていますが、
それぞれの場所で感じられる良さはあります。


絵になる、ならないは、また別の話ですが。
posted by まほろばの旅人 at 22:51| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月20日

この安定感がたまらない

【浮見堂/夏】
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「また浮見堂かい」とまた突っ込みを頂きそうですが。
凝りもせず浮見堂です。


断言しておきます。
浮見堂は360度楽しめる被写体なんです。
露出の関係で常に360度では無いですが。


実は左端の岸辺の部分が今年の春前から
舗装の工事をしていたのですが、
どうやらやっと終わったらしく、
かなり足場がしっかりなってました。


と若干の景観の変化はありますが、
この場所から撮る風景は
私が奈良を撮り始めた2008年5月から
ほぼ変わってません。
多分、浮見堂がこの場所に出来てから
そんなに変わってないんだろうな、とも感じます。


このアングルは、8月15日の高円山大文字焼きの時に、
カメラマンがこぞって狙うアングルです。
山の端(右上)に少し緑になっている場所、
そこが「大」と言う文字となって燃やされます。


そして、この鷺池(浮見堂のある池です)に
大の字がボンヤリと映る「逆さ大の字」を
満喫する事が出来ます。


京都では五山送り火。奈良が大文字焼き。
ちなみに京都の人に「大文字焼きね」って言うと
「そりゃ奈良や」と相当怒られます。経験談。


奈良のお盆の風物詩の一つ、高円山大文字焼き。
今年は見たいんだけど、バイトのシフトを入れられたら
一発でアウトな訳で。
posted by まほろばの旅人 at 23:59| Comment(2) | 奈良の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月19日

今年も奈良に夏が来る

【浮見堂・夏の風景】
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「どんだけ浮見堂が好きやねん」
と突っ込まれそうな気がしなくも無いですが。


前回に引き続き、今回の休みも浮見堂でガッツリ写真です。


奈良の夏の風物詩と言えば百日紅。
百日紅と書いてサルスベリ。
東大寺の境内にも興福寺の境内にもあるのですが、
私が「百日紅」と聞いて一番最初に連想するのが浮見堂。


そのイメージをフレームに収めたかった訳です。


タイミングはバッチリでしたが、
まだイメージとのシンクロ率低し。
この百日紅の木のすぐ横に「駐車禁止」の看板があるのですが、
それをいれないようにすると、どうしても構図が限られてしまう。


一度入れて撮ってみるか。
どんだけ違和感感じるか、それもまた一興。
と、帰ってからそう感じました。


今日は夕焼けも狙って夕方7時まで若草山の中腹で粘ってたのですが、
それは全て興福寺の五重塔と夕陽をセットで撮ろうとしたから。


過去に、良いアングルで撮っていた別の場所を思い出したのも
今日家に帰ってから(しかもその写真が今のPCの壁紙)。
パソコン立ち上げて「しまった、ここで良かったんやん」と
一瞬思いながら、でもそれなりに満足の得られた一枚も
撮れている。。。と感じて頂ければ光栄です。


さて、そろそろ入江泰吉記念賞のノミネート作品を応募するか。
posted by まほろばの旅人 at 23:52| Comment(2) | 奈良の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月17日

ステレオタイプ

【浮見堂に鹿】
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「傾城に 誠無しとは 誰(た)が言うた」
これは、落語のおいらん話、つまり吉原の話の時に
冒頭に出てくる言葉。


そんな豆知識はどうでも良くって。


「奈良公園に鹿」
そんな定説を誰が決めた。
いや、実際にまぁ鹿一杯いるんですけどね。


そんな定説にバカ正直に真っ向から立ち向かってみました。
浮見堂と鹿。


超タイミング命の一枚。
この場合、鹿に露出があっていたほうが
(つまり鹿が明るい方が)
絵としてはまとまるなぁと言う気がしてますが。
タイミングが掴めたのが夕方直前なので、
こればっかりは仕方が無い。
午前中ならば理想の露出(明るさ)で
写真が撮れるかも知れませんけどね。


死ぬまでカメラ担いで、
その一瞬に出逢えるかどうか分からないけど、
その一瞬を追いかけるのも全然「あり」だな。


そろそろ浮見堂+百日紅(サルスベリ)が絵になる季節。
去年もチャレンジしましたが、
そのケースでは、空が抜けるように青いか
夏らしい入道雲があるぐらいの
思いっきりの良い天候だと、
「らしく」映ると言う事に気付きました。


週に1日休みがあるかどうかの今の状況で
そのタイミングに遭遇するかどうか分かりませんが
そのタイミングを追いかけるのも「あり」。


ステレオタイプな奈良も撮っておきたいので。
posted by まほろばの旅人 at 22:18| Comment(4) | 奈良の日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月11日

プロトタイプ

【興福寺五重塔のある夕暮れ】
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ならまちから興福寺に向けて歩いていたら、
偶然に夕焼けにピッタリ来そうな場所を発見。


「夕焼けにピッタリ来そうな場所」と言うくらいなので、
それなりに夕焼けが自分のイメージじゃないと
納得出来る写真が撮れるはずもなく、
そしてたった一日粘った程度で
自分のイメージと合致する筈が無く。
そんな事が出来たら、今頃こんな事してませんって。


夕焼けが綺麗になりそうな日は、
ここに通いそうです。
特にこれから晩秋にかけては
私の中で夕焼けがしっくり来る季節ですし。
posted by まほろばの旅人 at 20:56| Comment(2) | 古都の姿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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