2010年04月25日

腑に落ちる?

IMGP0753.jpg


久しぶりにFA35が稼動。
これまでDistagon28F2ZKに広角を任せていたのですが、
こいつはマニュアルレンズで尚且つ重い。


ならまち格子の家(奈良市)は、
入場無料とお得なのですが、
三脚は使用を禁止されています。


手持ちで撮らなきゃならないのなら、
軽いレンズを連れて行こうと思ってのチョイス。


それでも、ピント併せはマニュアルです(爆)。
自分の目と勘だけが頼りです。


別にK20Dのオートフォーカスを信じてない訳じゃないんです。
マニュアルでピントが外れてた方が
何故か安心するんですよ。
やっぱり人間も完璧じゃないんだって(笑)。


で、ならまち格子の家ですが、
特に私の本館をご存知の方だと
「もう何度も見たワイ」とお思いでしょう。
えぇ、私もそう思いますので。


でも、何度でも足を運んでカメラを構えたくなる、
それくらいフォトジェニックな空間なのです。


室内なので手振れ防止の為にISO感度を上げざるを得なかったり、
コントラストが比較的高い被写体なので、
露出に苦労する事は事前に分かっているのですが。


そう考えると、三脚立てて思いっきり絞ってSSが1/3秒切ってても
何の心配も無くシャッターを切れる風景写真
(例えば、塔とか揺れ動いてブレる心配の無い被写体)
を撮る状況って、
「楽してんなー、俺」と思いますです。
その分、目の当たりにした光景をどのように表現するか、
撮り手のセンスを大いに問われますが。


IMGP1267.jpg


これは、過去に私が撮影した典型的な「ならまち格子の家」。
ポスターに使用されているのも、大方こんなアングルです。
このアングルも非常に私が好きなアングルですし、
やはり分かりやすいし伝えやすいアングルです。


でも、訪れた昨日は一枚目の写真が一番しっくり来ました。
ファインダーを覗いた瞬間、「ここや!」って思いました。
5枚ほど手振れ・ピン抜け写真や、
アングルに少し納得いかない写真を撮りましたが、
奇跡的にピントもそれなりに来ていた写真。
何より自分の感じたイメージに最も近い写真。


デジタルってこういうときに躊躇無くシャッターを切れる事が
本当にありがたいです。
やっぱり、枚数撮ってなんぼってあると思います。
posted by まほろばの旅人 at 23:08| Comment(4) | 古都の姿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月24日

古刹のタンポポ

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トマト♪さんが先日ブログに書いていたタンポポ。
そこに私がコメントを着けていてたまでは良いのですが、
肝心の私がタンポポを撮っていなくて。


まぁ無理に撮ろうと思っても
良い絵は撮れないのは心得ているので、
その辺は頭の片隅に置いておきながら
今日はならまちをブラブラしていたら。


発見。


おあつらえ向きのタンポポの綿毛。
丁度、元興寺塔跡の境内に咲いていたので、
お堂と一緒に撮ったり、境内の桜の木と一緒に撮ったり
まぁあーでもない、こーでもないと
いつも通り試行錯誤していたのですが。
しっくり来たのがノーマルに撮った写真。
奈良の写真というのは全く伝わりませんが、
タンポポの写真としては大満足。


使用レンズはカールツァイスPlanar50。
ExifはF8でSSが1/40、ISO感度100。


マクロレンズでもありませんし、思いっきり絞り気味です。
分かりやすいくらい私の写真(笑)。
SSは明るさで変わりますが、基本F8〜11を愛用する
超絞りバカで〜す。


申し開きを許されるなら。


私の意図としては、右上のピントを当てたタンポポの綿毛は
全部ある程度ボケずに描写させたかったのです。
左下のタンポポはボケてて全然構わないから、
せめて右上の綿毛はきっちり描写してくれ〜!と
そう思ったからこそのF8チョイス。


やろうと思えばPlanar50は絞り開放1.4なので
ボッケボケの写真も撮れたのですが。


この辺は撮影者の好き嫌いもあるでしょうね。
私のようにレンズの描写力そのものが好きなので、
バリッと絞ってヘビーユーズするやり方もあり。
人によっては開放1.4の描写が好きで
Planar50使う人もいるでしょうし。
PENTAXのリミテッドレンズには無い、
独特なボケ方をしますからね。
私個人的には、絞り開放の描写は
リミテッドレンズの方が好みです。
posted by まほろばの旅人 at 22:09| Comment(3) | 奈良の大自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月23日

超!!! 後出しジャンケン

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ちょいと前に、色んな方の連動企画で
「前ボケファンタジー」というものがあったようです。
知らなかったのですが、他の方の作品を見て、ふむぅ、なるほど。


そもそもの企画を知らなくてスルーしてしまったのですが、
知ってしまうとやってみたくなるのが人間の性。


ところが。


あんまり意図的に前ボケとか考えずに写真撮ってまして、
(昔は意図せず前ボケとかしてたのですがwww)
傾向として、パンフォーカス的に風景をドカーンと濃縮するタイプなので
連動出来へんがな、と一人突っ込みをせざるを得なくなってしまい。


で。


「まぁ、強いて言えばこれか?」と言うのを発見。
それが今回の写真。
フレームの中に咲いている桜と散った梅(多分)がありまして。
勿論咲いている桜にピントを当てたかったので、
後ろにある桜にピントがあって、前の散った梅はボケます。


という構図をあまり意識せずに撮ったんですけどね(笑)


昨日大雨がひとしきり降る中で、
雨煙る奈良の果ての山里に訪れる少し遅い春。


池を境に咲く花もあれば、散る花もある。
その間にある水田はまだ稲を植える時期でもなく。
降り注ぐ雨は、桜前線と呼ぶには遅すぎながら
梅雨と呼ぶには早すぎて。


訪れる春は去り行きて、されどその名残あり。
来る夏には早かれど、そのかげを見せ。


という古来から続く本州独特の季節の移ろいを
この風景に感じた訳です。
晩春とも早夏ともいえない曖昧な季節。
この曖昧さが何とも良いんですねー。


勿論こんな田園風景も奈良の到る所にある訳では無いのですが、
たまたま歩いていると発見するので面白いものです。


でも、皆さんの前ボケファンタジー。
世界観がそれぞれで際立っていて凄いなー。
「私にはこの写真は撮れん!」と思いながら見てました。
感性って大事ですね。
posted by まほろばの旅人 at 21:34| Comment(0) | 奈良の大自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月17日

緑の中に赤を見る

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大神(おおみわ)神社。
別名大神明神。三輪大社。三輪社。


ここまで書かなくても、もうお分かりですね。
写真は、また杜です。


今回訪れたのは、夕方ほど近い時間帯。
すると、鳥居から境内までの燈篭に灯りが入ってまして。
「おぉ、これ綺麗!」と思って
極力拝観される方を映し込まないようにパシャ。
かなり長時間粘りましたが、さすが三輪様。
訪れる方が全く絶えません。
今回の写真が訪れた時のベターショット。


本来、神社の鳥居って「赤色」らしいのですが、
この赤色って「魔除け」の意味があるらしいですね。


大神神社の鳥居は、そんなに目立った「赤!」って感じでは無いのですが、
参道の緑を入れる事で、まぁ赤色を想像して頂こう、と。
緑とか赤とか、別に奈良の大自然でアタック25をやろうって訳じゃないんですが。


話は外れますが、奈良の神社特有かも知れないのですが、
一つ大きな神社(本尊・本堂)があって、
その周辺に「末社(まつしゃ・摂末社・せつまつしゃとも言う)」があるんです。
奈良以外だと、うーん、ちょっとマイナーですが、
京都の大徳寺とか妙心寺には、本堂の他に「○○院」っていう建物があってってイメージで。


大神神社の場合だと、本尊は裏山の三輪山。
つまり山全体が神様で。
他に、薬の神様を祀る「狭井(さい)神社」、
知恵の神様を祀る「久延彦(くえひこ)神社」などがあります。


で、何が言いたいかと言いますと、
私が狭井神社に行くと、何か感じるんですよ。
そう、何か。
それを写真に収めれば良かったのですが、
その「何か」を感じるのに夢中で
写真を撮るのを忘れてたくらい(笑)。
とにかく、何かあるんです。
何か語りかけられているような。


元々、私も心を患っていたので
大神神社に行く時は、必ず狭井神社にお参りしてました。
何せ病気を鎮める神様をお祀りされているので、
「これはあやからねば」、と思った次第です。
その時から、何か感じるものはあったのですが、
昨日(訪れたのが昨日でした)は、特にでした。


懐かしいと言いますか、立ち去りがたいと言いますか。
本殿から鳥居までの間の場所で立っていると、
そんな気持ちになりました。
ここも、境内のように鬱蒼とした杜なのですが。


多分、そんな感情は写真に収まり切らないとは思うのですが、
次回訪れる時は許されるならカメラを撮りたいと思います。
私の感情抜きにしても、とても落ち着く場所です。
posted by まほろばの旅人 at 21:37| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月15日

やっぱり杜が好き

IMGP0595.jpg


今日は「杜」じゃなくて「森」な気がしますが。


改めて杜と森の違い。
「杜」は神社境内、もしくは周辺の木々の集まり。
「森」は単純に木々の集まり。
手っ取り早く言えば、森>杜。
「杜」の方が範囲が狭いのです。
私の被写体としては、杜>森が圧倒的ですが。


奈良県には、数多くの古道が存在しています。
熊野古道を始め、山辺の道、北山辺の道、葛城古道、
中つ道、竹内街道など。
明日香や平城京など当時の歴史の中心地から
色んな地方に通じる道としての街道が今でも残っています。


山辺の道・北山辺の道・中つ道は、明日香と平城京を結ぶ道だったり
竹内街道は明日香と大阪を結ぶ道だったり。
それこそ今で言う国道1号線とかJR東海道本線とかに相当する
当時の主要幹線道路な訳です。


今日、久しぶりに北山辺の道を歩いたのですが、
森が好きなのだなぁ、と写真を撮ってて思いました。
今回の写真もそうですし、その他やはり「杜」写真も撮っていて、
どんだけ好きやねん、と痛感するくらい。


あと、遠景の山も好きなんです。
奈良から見る生駒山、とか典型的ですが。


なので、花があってもその花そのものに
全く興味を示さない傾向にあるようです。
昔は「花マクロ」とか良く撮ってたのですが、
最近は、花を風景にどう活かすか?と思う程度で、
花だけガッツリ寄って撮る!事が減りました。
多分、嗜好が変わってきたのでしょうね。


とは言え、北山辺の道のこの季節は花が沢山。
桜は勿論、蓮華にタンポポ何でもござれ。
本当に長閑な手付かずの田舎道なので、
自然に生えている花達がたくさん。


そういうのを間近で沢山見ると、
改めて花マクロってみたくなってしまうのです。
揺れ動く乙女心。


どうでも良いのですが、JR桜井線(奈良〜桜井)の名称が
JR万葉まほろば線という名称に変わっていた事にビックリ。
奈良県も腹括ってきたなぁ〜と思います。
じゃないと、こんな名称着けんぞ。普通。
そんな腹の括り具合が好きです。
私は大賛成。
posted by まほろばの旅人 at 22:46| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月10日

社と杜

resize0344.jpg


改めて「自分らしい写真やなー」と思う一枚。


春日原生林一帯で最も古く且つ最も巨木の一つと言われる
神楽殿の大楠(おおぐす)と、
南宮(なんぐう)神社の社。


多分、誰も知らない(笑)
春日大社の本殿から歩いて1分以内の場所なんですけどね。


そしてこの写真には映っていない、
写真で言うとこの右側にある若宮神社の方が本来はメジャーで。
12月に、「春日若宮おん祭り」ってのがあって、
その時のメインが若宮様、つまり若宮神社なんです。
春日大社三大行事の一つと言われるくらい有名なんですが、
奈良県民ですらそんな事を知らない人の方が圧倒的。


私にとっては、それより何より、
春日大社周辺にある「杜」が大好きで。
特に、巨木。これ大好物です。


樹齢千年以上の巨木が、かなりある訳なのですが、
(写真の巨木も樹齢千年は超えているそうです)
もう、存在するだけで凄いなぁ〜って思う訳です。
100年生きるのですらヒーコラ言ってる人様を、
千年以上あり続ける木ってどう見てるんだろうなぁ、って思う訳で。
ただただ見とれてしまいます。


日本で巨木と言えば、屋久杉ですね。
私は訪れた事は無いのですが、
春日大社の巨木を見るにつけて、
きっと凄い雰囲気なんだろうなと思います。


そして、せめてそんな長寿の大木にあやかろうと、
私はその木に触れる癖がありまして。
傍から見れば相当怪しい人ですが(笑)


木々と語らう。
「ご機嫌いかがですか?」とか、
「今日、お逢いできて光栄です」とか
まぁそんなレベルですが。
そしてその木があるから、私は杜を撮る。
そう言っても過言じゃありません。


以上、杜フェチの正しい過ごし方(?)
posted by まほろばの旅人 at 21:41| Comment(4) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月08日

出来れば「感動」を撮りたい

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下手くそでも良いんです。
それは自覚してます。


被写体の事をまだ知らない。
奈良を撮り始めてまだ3年弱。
そりゃ当然です。


でも、被写体への感動は私にしか出来ない。


「うわ、この風景めっちゃ良い!」
「これぞ俺のまほろば!」
これは私にしか言えない言葉なのかも知れない。


写真に収めた結果、下手くそでもそれで良い。
PC画面上で、オーバー気味だったり
アンダーにし過ぎてたりする事も、
それはそれで楽しければ良い。


被写体に心が動いていれば、
いつか技術は追い付いてくる。
いつか、でも絶対に。


明日35歳になります。
ハッピーバースデー、俺。
posted by まほろばの旅人 at 22:14| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

わが道を行きます

IMGP0373.jpg


杜。


何て素晴らしい響きなんでしょう。



かつて、「杜=神社周辺の森林地帯」と書きましたが、
果たして、奈良にどれくらいの杜が存在するのか。


奈良市には春日大社があり、春日原生林が広がる。
私にとって一番最寄で且つ世界文化遺産でもある杜。


奈良で有名な神社って言えば、
石上神社(天理市)、大神神社(桜井市)が圧倒的。
他にも橿原神宮(橿原市)、天河弁財天(天川村)、談山神社(桜井市)、
往馬神社(生駒市)、竜田神社(生駒郡)、吉野水分神社(吉野郡)、
室生龍穴神社(宇陀市)
飛鳥坐神社(明日香村)、高天彦神社(御所市)等等・・・


但し橿原神宮は明治時代に意図的に作られた神社なので
私の中では少し論外。
ここには初詣すら行った事がありません。
(地元奈良では相当有名な場所なんですが)


石上神社と大神神社、春日大社が突出しているのは
歴史的に重要な意味があるのは勿論の事ではあります。
個人的には石上神社が先か、大神神社が先かどっちでも良いのですが。
(どちらも「日本最古の神社」と銘打っている)
重要なのは、古く昔から多くの人に畏れられ祀られている事。
そして古く昔から変わらずある場所である事。



石上神社にも杜があります。
ここの鏡池の風景は「まほろばの旅人的まほろばNo.1」スポットです。
本館ではNo.1を室生寺としてピックアップしていますが、
それはカテゴリー分けをした結果です。
神社の石上、寺の室生は奈良の双璧と言っても過言ではありません。


大神神社には「大美和の杜」という場所すらあります。
ここは大和三山を見渡せる上に、夕景の綺麗な場所。
そもそも大神神社は「三輪山」そのものが御神体なので、
杜=神様なのです。
あぁ、何と神々しい。


ここまで引っ張っておいて、何故石上神社や室生寺の写真が
私のブログであまり登場しないかと言いますと、
単純にそこに行くお金が無いからです(笑)


杜。


そこには季節を彩る木々は然程無く、
春の桜も秋のモミジもほぼありません。
(春日原生林の一部には観光目的で意図的にモミジが植えてありますが、
基本的には馬酔木とクスノキ、樫の木で構成されている森)


なので、どの季節に訪れても基本的に撮れる風景は同じ。
でも春は新芽、初夏に新緑、冬の落葉はある程度あって、
それなりの季節感を感じる事は出来ます。
そしてなにより私を悩ませ又楽しませる木漏れ日による露出の変化。
天候による露出の変化もまた楽しいものです。
まぁ、劇的に写真が変わる程でもなく、
言われなければ気付かないレベルではあるんですが(笑)


歴史好きの私が一眼レフを手にして、杜に夢中になる必然。
うーん、面白いものです。
posted by まほろばの旅人 at 22:41| Comment(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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